■ロイヤルホールディングス 黒須康宏社長に聞く

 人手不足に悩む飲食業界。

 ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」で元日休みの導入や24時間営業の廃止を進めたロイヤルホールディングスの黒須康宏社長に、取り組みについて聞いた。

 2017年に24時間営業の店をなくし、全店の平均営業時間は15・5時間と、前年より1・3時間ほど短くしました。
 年に3日、店を休む取り組みも18年に始めました。
 営業日数や時間を短くするわけですから、お客さんの数は減る。減収を見込んでいました。

 ただ、お客さんは減りましたが、1人の消費額は増え、17年も18年も増収増益となりました。
 今年に入ってからも好調です。

 従業員は風邪も引けば、急用もある。
 人が集まりにくい早朝や深夜には、店長や料理長が穴を埋めることも多く、負担が大きかったのが実情です。

朝日新聞デジタル 2019年6月17日 16時44分
https://news.livedoor.com/article/detail/16632969/