児相職員2人、少女から「求められ」たばこ渡す
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https://www.yomiuri.co.jp/national/20190618-OYT1T50323/

 千葉県柏児童相談所に勤務していた50歳代と30歳代の女性職員が今年3月、県内の施設に入所中だった少女にたばこなどを買い与えたとして、千葉県警が未成年者喫煙禁止法違反容疑で2人を千葉地検に書類送検していたことが、捜査関係者への取材でわかった。送検は7日付。

 捜査関係者によると、女性職員2人は当時、児童福祉司などとして柏児相に勤務。柏児相に一時保護された後、別の施設に入所していた少女に3月、たばこ2箱とライターを買い与えた疑い。
 2人は県警の任意の事情聴取に容疑を認め、「少女から求められ、たばこを渡した」などと説明した。少女にたばこを買い与えたのはこの時だけで、ほかの未成年者に渡したことはないという。県警が少女から別の相談を受けた際、「柏児相の職員からたばこをもらったことがある」と打ち明けられた。県警は今月、2人から任意で事情を聞いた。