「刻名」 韓国人犠牲者 追悼会
06月23日 12時33分

ことし、韓国出身の2人が追加刻銘されたことを受けて、沖縄戦で犠牲になった韓国人の遺骨を故郷に返す活動をしている団体が「追悼会」を開き、およそ30人の参列者が手を合わせました。

遺骨を返す活動している沖本富喜子さんは「戦後74年が経ち、沖縄戦で犠牲になった韓国人について証言者も少なくなるなかで、平和の礎に刻銘がされることで、少しでも当時の韓国人の実態について記憶が受け継がれていってほしい」と話していました。

韓国南部のチェジュ島から来た65歳の男性は「追悼会があると聞いて弔問しないといけないと思って来ました。新たに2人が刻銘されたことはうれしいです。まだ犠牲者はいるはずなので、日本と韓国が協力して遺骨の発掘や調査に取り組み、刻銘につなげていってほしい」と話していました。

06月23日 12時33分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20190623/5090006891.html