はしか感染 新たに福山市で確認
06月22日 21時56分

福山市ではしかに感染した患者1人が新たに確認されました。
広島県内では先月下旬からはしかの感染が相次いでいて、福山市では患者が不特定多数の人と接触した可能性のある施設を公表し、同じ時間帯の利用者に注意を呼びかけています。

はしかへの感染が確認されたのは福山市の30代の男性で、21日検査した結果、感染が分かりました。
これを受け福山市は、男性が不特定多数の人と接触した可能性のある施設を公表し、いずれも「もみじ銀行福山東支店」で今月11日の午前9時から12時、今月12日の午前11時過ぎから午後3時、今月13日の午前9時から午後3時、今月14日の午前9時から午後1時となっています。
はしかは高熱などが続き、全身に赤い発疹が出るのが特徴で、空気感染で広がるなど感染力が非常に強く、妊婦が感染すると流産や早産となるおそれもあります。
福山市は同じ時間帯に施設を利用した人たちに対し、はしかが疑われる場合は、医療機関を受診する前に福山市保健所に連絡してほしいと呼びかけています。
広島県内では先月下旬からマツダの従業員のはしか感染が相次いでいるほか、マツダの従業員と直接会ったことがない東広島市の感染者からも同じ遺伝子のウイルスが検出されていて、福山市は今回の患者との関連を調べています。
ことしの広島県内のはしかの患者数は18人となり、過去5年で最も多くなっています。

06月22日 21時56分
https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20190622/4000004726.html