認知症疑いの高齢者にカニ販売か

http://www3.nhk.or.jp/lnews/shutoken/20190705/1000032355.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

客に認知症の疑いがあることを知りながらカニなどを売りつけていたとして、
消費者庁は、札幌市の海産物の販売業者に勧誘などの業務を6か月間停止するよう命じました。

消費者庁によりますと、札幌市中央区にある海産物の販売業者「合同会社BBC」は、
去年10月以降、高齢者宅を中心に電話をかけズワイガニなどの
海産物を購入するよう勧誘していたということです。
その際、電話の相手が同じ話を繰り返したり、少し前に話したことを忘れてしまったりするなど、
認知症の疑いがあることを知りながら商品を売りつけていたということです。

消費者庁は、こうした行為などが特定商取引法に違反するとして、5日から6か月間、
電話勧誘や新たな契約などの業務を停止するよう命じました。
これに対し「合同会社BBC」は、
「命令に従って、すでに業務は停止している状態です。大変申し訳ありませんでした」
と話しています。

消費者庁は、海産物などの生鮮食品でも電話勧誘によって購入した場合、
契約の書類を受け取ってから8日以内であればクーリング・オフ制度が利用できるとして、
「パックを開けたり、一部を食べたりしても制度を利用できるので、落ち着いて対応してほしい」
と呼びかけています。

07/05 17:40