名古屋で絶滅動物の特別展

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagoya/20190707/3000005549.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

乱獲などで絶滅した動物たちを紹介し、生態系の保全について考える特別展が名古屋市で開かれています。

この特別展は「絶滅動物研究所」と名付けられ、会場には、乱獲などが原因で絶滅した
20種類余りの動物が、剥製などとともに紹介されています。
このうち、ジュゴンの一種「ステラ−カイギュウ」は、人間に捕獲されそうな仲間を助けようとする
“優しすぎる習性”から一網打尽にされてしまうケースが多く、
余計に犠牲が増えて絶滅に至ったエピソードが紹介されています。

また、北米に生息していた鳥類の「リョコウバト」は、一説には50億羽もいたとされますが、
“おいしすぎるあまり”人間がとりすぎてしまい、20世紀初頭に絶滅したということです。

会場では、絶滅危惧種の保全をめざして東山動植物園での取り組みも紹介され、
コアラのえさの3種類のユーカリが展示されています。

学芸員の柏木晴香さんは
「多くの生き物たちとどうやったらこの先も一緒に生きていけるのか、
考えるきっかけにしてほしい」と話していました。

特別展は名古屋市科学館で9月8日まで開かれています。

07/07 13:06