みずほフィナンシャルグループは去年から進めてきたシステムの一本化で最後の作業を13日午前0時から連休明けの16日の朝にかけて行います。作業中は、全国にあるみずほのATM=現金自動預け払い機が利用できなくなります。

みずほはグループの銀行と信託銀行のシステムを刷新して一本化する作業を去年6月から、段階的に進め、これまでも週末にたびたび全国のATMを停止して作業を行ってきました。

13日午前0時から連休明けの16日午前8時にかけて、この一本化の最後の作業を行います。

みずほ銀行、みずほ信託銀行のキャッシュカードは、銀行の店舗にあるATMのほかコンビニエンスストアにある提携先のATMでも使えなくなります。

インターネットバンキングのサービスも利用できなくなります。

また「LINE Pay」や「PayPay」などのキャッシュレス決済サービスも、みずほ銀行からのチャージはできなくなります。

みずほは2002年と2011年に大規模なシステムトラブルを起こし、多くの預金者の暮らしや企業活動に大きな影響を及ぼしました。

このため今回のシステムの一本化では作業を9回に分けて慎重に進めてきました。

今回の一本化には4000億円以上の費用がかかっているということで、最終作業が順調に進み連休明けの朝から新しくなるシステムがトラブルなく稼働するか注目されます。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190712/k10011990681000.html