うなぎ養殖 新規参入相次ぐ

http://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20190726/1060004997.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

27日は土用のうしの日です。
天然うなぎの漁獲量が減少する中、群馬県内ではうなぎの養殖の高収益を見込んで
異業種から新規参入する企業が相次いでいます。

このうち前橋市などで農産物の直売所を運営している会社は去年11月からうなぎの養殖を始めました。
27日の土用のうしの日を前に前橋市上泉町にある直売所の店頭には
自社生産したかば焼きの真空パックが並んでいました。
これまでうなぎの養殖には手間がかかり、人手が必要だとされてきましたが、
この会社では渋川市にある養殖場に水の温度管理や浄化を自動で行う最新のシステムを導入し、
担当者が1人で養殖を行えるようにしました。
現在、養殖場ではおよそ1万2000匹のうなぎが養殖されています。

県内ではこの会社以外にも、太陽光発電や自動車関連といった異業種の企業がうなぎの養殖に
相次いで参入していて、うなぎを養殖している「ファームドゥグループ」の横坂則幸さん(46)は、
「シラスウナギも減り天然のニホンウナギに絶滅のおそれがある中、
安定的な生産で養殖事業を成功させ、県内の水産業の振興を図りたい」と話していました。

07/26 14:51