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テクノロジー
2019年7月31日 / 09:14 / 9時間前更新
パナソニックの4─6月営業益43%減、テレビ赤字でメキシコ閉鎖へ
Reuters Staff
[東京 31日 ロイター] - パナソニック(6752.T)が31日発表した2019年4─6月期(国際会計基準)の営業利益は前年比43.6%減の563億円だった。中国の設備投資低迷が響いたほか、車載機器の開発費増加や欧州を中心としたテレビの苦戦が足を引っ張った。前期に土地売却益を計上した反動も出た。

会見した梅田博和・最高財務責任者(CFO)はテレビ事業が赤字に陥っていることを明らかにした上で「テレビは続けるにしても、大きな赤字を出して続けることは考えていない」として、コスト構造を見直す方針を示した。すでにメキシコ生産拠点の閉鎖手続きに入っているという。

梅田CFOは「今後、地域や価格帯等によっては撤退という選択肢もあるかもしれない」と語った。

部門別の営業利益は、家電などのアプライアンスが前年比23%減の300億円、住宅などのライフソリューションズが127億円(前期は1億円の赤字)、工場の自動化などのコネクティッドソリューションズが同39%減の137億円、車載事業のオートモーティブが100億円の赤字(前期は15億円の赤字)、モーターなどのインダストリアルソリューションズは同69%減の52億円だった。
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