立憲民主党(枝野幸男代表)の副代表・蓮舫参院議員(51)が、来年の東京五輪開催直前に行われる方向の東京都知事選挙の出馬に、前向きな姿勢を示している。先の参院選で立民は改選9議席から17議席へと勢力を拡大したが、注目候補の落選や、野党第1党として野党共闘のリーダーシップがとれなかったことで、批判が上がった。そんな立民、国政に蓮舫氏が見切りをつけた理由とは――。

 立民は31日、参院選後初めてとなる衆参両院議員総会を衆院議員会館で開いた。終了後、蓮舫氏は自身のツイッターで「会派所属の両院議員が100人を超えました。皆様のご期待に応える仕事をしていきます」と抱負を語っている。

 参院選で議席を増やした立民だが、枝野氏ら党幹部が期待した元「モーニング娘。」の市井紗耶香氏をはじめとした著名人候補者が相次いで落選。比例代表の得票数も2017年の衆院選の1100万票から、約309万票減の約791万と激減した。

「党執行部は選挙戦の責任を取りたくないので、良いデータだけしか言わず、負けを認めたくないんですよ。枝野氏が山本太郎氏のれいわ新選組との連携にまで意欲を示したのには、驚きましたね。記者会見でも他党のことは言わなかった方なのに。背景には、次の衆院選で立民がピンで戦えないという事情を表しています。枝野氏自身は野党共闘に前向きではないのに…」(ある立民議員)

 こうした立民トップの頼りなさからか、参院選の選挙期間中は、副代表の蓮舫氏が「自身の今後を考えてなのか、驚く発言をしていたんです」(同)というから注目だ。

 全国を駆け回り、立民候補者の応援に努めた蓮舫氏だったが、自身の東京選挙区で「来年の都知事選挙の時に応援よろしくね」という衝撃発言をしていたというのだ。

「選挙スタッフは驚きましたよ。蓮舫氏は民進党時代に代表まで上り詰めたが、二重国籍問題で辞めた。立民に入ったはいいが、枝野氏の“個人商店”とまでいわれているだけに今後、代表になるのは難しいと判断するのが妥当ですよ。党内では小池百合子知事の動向を見ながら、来年の都知事選挙直前に態度を表明するというのが大方の見方です」(同)

 蓮舫氏は、16年に行われた舛添要一知事の辞職に伴う都知事選挙で、一時は有力候補者として出馬が取りざたされたが、改選を迎えていた参院選で予定通り東京選挙区から立候補し、都知事選は出馬しなかった。

 一方、任期満了まであと1年となった小池都知事は、東京五輪・パラリンピックを見据え、様々な発信を続けているが、肝心の都知事選への再選出馬については明言を避けている。とはいえ、2期目を狙うのは間違いないところだろう。

 都政関係者は「蓮舫氏の基礎票は固い。参院選東京選挙区で2期連続のトップ当選です。前回は112万票を獲得した。知名度があり、無党派層からも支持されたというデータが残っている。それだけに蓮舫氏が都知事選に出馬したら、小池知事にとっては、最大の脅威の存在になるでしょうね」と指摘した。

 果たして、東京五輪開幕時の新しい“東京の顔”に蓮舫氏が就くのか、これまで通り、小池都政の2期目となるのか。都知事選が熱くなりそうだ。

2019年08月01日 16時00分 東スポ
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