https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190801-00000026-jij-n_ame
 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は31日、連邦大陪審が5月、米国にアルミニウムを密輸して18億ドル(約2000億円)近い関税を
脱税したとして、中国人富豪の男を起訴していたと報じた。

米司法省が扱った関税逃れの案件では過去最大規模とされており、有罪が確定すると、最長465年の禁錮刑が言い渡される可能性があるという。

 ウォール紙によれば、起訴されたのは、世界有数のアルミ製品メーカー「中国忠旺控股」創業者の劉忠田被告(55)と法人としての同社で、
脱税を含めた詐欺行為とマネーロンダリング(資金洗浄)の罪に問われている。
脱税行為は2008年ごろに始まったとみられ、同紙は16年、米商務省がこれらの疑惑を調査していると伝えていた。