就職情報サイト「リクナビ」を運営するリクルートキャリア(東京)が学生の「内定辞退率」の予測データを企業に販売していた問題で、三菱電機は19日、このデータを購入していたと発表した。東京エレクトロンやりそなホールディングス(HD)なども購入。いずれも採用の合否判定には使用していないとしている。

 三菱電機は、予測率と2020年4月入社の内定者の辞退実績を比較するためデータを購入した。「(内定辞退の)傾向を把握し、今後の採用活動に生かす予定だった」(広報部)と説明。5日にリクナビから連絡を受け、全データを削除したという。 

時事通信社 8/19(月) 16:14