魚のすり身の輸入価格が高騰している。
秋から冬へ向け需要が高まる、おでんなどの値上げにつながる可能性もあるとみられる。

財務省の貿易統計によると、おでんなどの原料として主力の「スケトウダラ」のすり身の輸入価格は、2年前から上昇していて、2017年2月に1kgあたりおよそ240円だったのが、2019年6月には、1kgあたりおよそ401円と、4割ほど値上がりしている。

欧米や中国で健康志向が高まっていることなどから、魚のすり身の消費が増加しているのが背景にある。

水産加工メーカーの日本水産や紀文食品は、すでに2019年3月に、ちくわなどのすり身製品を5%以上値上げしている。

(フジテレビ)
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20190820-00422662-fnn-bus_all