(CNN) オーストラリアの宝くじで27日、シドニー在住の男性が9600万豪ドル(約68億円)の賞金を獲得した。職場で知らせを受けた男性は大喜びで「これからは終わりのない昼休みだ」と話した。

宝くじの公式サイトによると、男性が手にした賞金はオーストラリア史上2番目の額。本人は匿名で「体が震えている」「だれかがいたずらだったと言い出すのではないか」と、驚きをあらわにした。

早く妻に電話で知らせたいと言いつつ、「信じてもらえないと思う。普段からちょっとしたいたずらを仕掛けることがあるので、妻はうそだと思うだろう」と語った。

当選で人生がどう変わるかについては、まず子どもたちの将来にしっかり備えたうえで、思いつく限りのぜいたくな休日を考えるとコメント。「日頃から旅に出たいと思っていた。世界一周に挑戦しようか」とも話した。
この後は昼休みに入ったきり、職場に戻るつもりはないことをうかがわせた。

同国史上最高額の賞金としては今年1月、シドニー在住の女性が1億750万豪ドルを受け取っている。

2019.08.27 17:20
https://www.cnn.co.jp/fringe/35141820.html