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8月31日「野菜の日」を前にタキイ種苗が行った調査で、11年連続で大人の好きな野菜のトップに「トマト」が選ばれた。
品種改良による食味の向上や健康志向、時短ニーズの高まりなどに合致し、評価された。
一方、4割が嫌いな野菜はないと回答し、昨年調査よりも割合が増えた。

消費者の野菜に対するイメージなどを探るため、全国の20歳以上の男女(農業従事者を除く)600人に質問。
インターネットで7月にアンケート調査をした。

好きな野菜を複数回答で尋ねたところ、68%がトマト選んだ。
昨年の調査より2ポイント増えた。高糖度の品種が増えていることや、リコペンやカロテンなどの機能性成分を多く含み、消費者の健康志向に合致したことなどが人気の理由とみられる。

時短料理の食材としても人気だ。子どもがいる世帯(455人)に料理をする時間が少ないときに使う野菜を聞いたところ、52%がトマトと回答し、1位となった。
生食でも、煮ても焼いても食べられるといった用途の幅広さが時短メニューとして評価された。

嫌いな野菜では、トップのセロリが24%(昨年比3ポイント減)、2位のゴーヤが20%(8ポイント減)と、いずれも割合が減った。
「嫌いな野菜は特にない」との回答は38%(6ポイント増)で、野菜への苦手意識が薄れてきたことも分かった。

https://news.livedoor.com/article/detail/17004030/
2019年8月30日 7時0分 日本農業新聞

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