>>116
「宗教とは何か?」ってことがあるけどな。
「宗教」という単語は漢語だ。それに相当する「和語」がないから漢語を使ってるわけだ。
明治になって翻訳語として使われ始めた。

つまり、日本にはそれまで「宗教」という概念がなかったことになる。
では、日本に宗教はなかったのか?
そうではなくて、別の概念があったのだろう。
「信仰」「信心」も漢語であるから外来の概念である。

元々あったのは、「まつる」「あがめる」「うやまう」「おがむ」「まいる」など。
「まつる(祀る)」が「神さまを祀る」に近い。
「お祭り(祀る)」や「墓参り」など名詞になってるが。

すべて「動詞」であり、それらの行動をする目的となるものすべてが「宗教」である。
であるが、それは日本人は「宗教」だと思っていない。
新しい、ぽっと出の外来の概念だから、まだ受け入れられていない。
日本人にとって「宗教」とは、明治以降に出来たりやって来た新興宗教のことである。
ふるくからある神社におまいりすることを「宗教心がある」と言われると、違和感を覚える。
では、どう表現すれば良いのか?
不明であるw