https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190917/k10012086141000.html

石油施設攻撃 サウジアラビアのエネルギー相が詳細説明へ
2019年9月17日 18時03分石油施設攻撃

サウジアラビアの石油関連施設が攻撃を受け、サウジアラビアのエネルギー相が日本時間の18日未明に攻撃後初めてとなる会見を開く予定で、世界的な原油価格の高騰への懸念が高まる中、サウジアラビアの原油生産への影響がいつまで続くのかに関心が集まっています。

サウジアラビアでは東部アブカイクなどの石油関連施設が14日攻撃を受け、1日の原油生産量のおよそ半分の生産が停止しました。

攻撃の被害について欧米メディアは、このうちアブカイクで不純物を取り除くなど原油を出荷するために欠かすことのできない工程を行う施設が被害を受けていて、復旧には最大数か月かかり影響が長期化するとの見方を伝えています。

今回の攻撃で原油の供給に懸念が強まったとして国際的な原油価格が大幅に上昇する中、サウジアラビアのアブドルアジズ エネルギー相が現地時間の17日夜、日本時間の18日未明に会見を開く予定です。

サウジアラビア政府は今回の攻撃の後、被害の詳細について明らかにしていないことから、会見では何らかの発言があるものとみられていて、施設の被害状況や原油の生産能力の復旧の見通し、原油の輸出状況など、今後の原油生産の影響に関心が集まっています。

石油関連施設やタンカーへの攻撃相次ぐ
(リンク先に続きあり)

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190917/K10012086141_1909171759_1909171803_01_02.jpg