35人が死亡した「京都アニメーション」の放火殺人事件で、警察による被害者全員の実名公表が発生から40日後となる異例の対応になったことを受け、在京の報道各社からなる「在京社会部長会」は3日、警察庁に速やかな実名公表を求める申し入れをしました。

 今年7月、京都アニメーションで35人が死亡した放火殺人事件で、京都府警は「遺族の感情に配慮した」として、発生から40日後に被害者全員の実名を公表する異例の対応となりました。

 これを受け、TBSテレビを含む在京の報道各社からなる一般社団法人日本新聞協会「在京社会部長会」は3日午後、警察庁に対し、「遺族の感情に配慮したとしても、これほどまで公表に時間がかかったのは極めて異例」としたうえで、「実名は事実の核心であり、正確な報道に必要不可欠」として、今回の対応を先例とせずに、今後は速やかな公表を求める申し入れをしました。(03日17:11)
最終更新:10/3(木) 23:02
TBS系(JNN)
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