都道府県魅力度ランキングで7年連続10度目の最下位となった茨城県の大井川和彦知事は17日、「台風19号による被害が広範囲にわたり、本県を含め深刻な状況となっているタイミングで発表されたことは、復旧に努力している被災者の気持ちを考えれば、はなはだ遺憾」と怒りのコメントを発表した。

その上で「『住みよさランキング2019』や『幸福度ランキング』では本県は11位となっており、魅力度ランキングの結果が、豊かな自然、食や観光、首都圏の近接性、暮らしやすさといった本県の魅力の実態を十分に反映しているとは考えられない」「客観的な指標というよりは『魅力的かどうか』のイメージを問う調査であるにもかかわらず、総合的な評価と誤解され、茨城県のイメージを著しく損なっている」とコメント。「この調査がどのような方法で行われているのかよく精査した上で、適切な対応を考えていきたい」と怒りをにじませた。

魅力度ランキングについて、茨城県の受け止めはこれまでおおらかで、17年には「県の魅力について考える機会を与えてくれた」として調査を行っているブランド総合研究所に「いばらきイメージアップ大賞」特別賞を授与している。

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