台風19号で2つの区間で運転ができなくなっていた、東武鉄道の日光線は、栃木駅と埼玉県の栗橋駅の間について、19日、運転を再開しました。
東武鉄道の日光線は、台風19号による大雨の影響で栃木県内の2つの区間で運転ができなくなっていましたが、このうち栃木駅と埼玉県の栗橋駅の間について、線路のゆがみや枕木の異常がないかなど、点検で安全が確認できたとして、19日の始発から本数を減らして運転を再開しました。

栃木駅の上り線のホームには、東京に向かう利用客などが待ちわびた様子で訪れ、列車が入ってくると次々に乗り込んでいきました。
通勤で日光線を利用しているという43歳の男性は、「ふだんから利用している路線なので、運転を再開してくれてうれしい。家も被災してしまいましたが、頑張って乗り越えたい」と話していました。

一方、鹿沼市にある橋りょうの土台部分の土砂が流出するなどして運転できなくなっている、新鹿沼駅と下今市駅の区間については、代替のバスを運行するとともに、今月25日の運転再開を目指して復旧を急いでいます

2019年10月19日 12時39分
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20191019/amp/k10012140011000.html%3Fusqp%3Dmq331AQNKAGYAfaj5-TPkNL_bw%253D%253D