種子島でオニテナガエビ養殖

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20191028/5050008383.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

海外では高級食材として使われる「オニテナガエビ」の養殖が種子島で始まり、
地元の子どもたちも参加してことし最初の水揚げが行われました。

「オニテナガエビ」は、東南アジアが原産で、はさみが付いた青く長い前足が特徴的です。
大きなもので30センチほどまで成長するほかトロッとした甘みがあることから、
海外では高級食材として使われています。
このオニテナガエビを種子島の新たな特産品にしようと、南種子町に住む小西大志さんが
3年前から養殖に挑戦し、このほど出荷のめどが立ったため、ことし最初の水揚げを行いました。
水揚げは地元の子どもたちなども参加し、飼育用の生けすの水を抜いてつかみ取りをしたあと、
その場で焼いてバーベキューとして味わっていました。

オニテナガエビはエサや水質の管理が難しく、国内での養殖事例は少ないということですが、
小西さんはおととし、専用の養殖施設を整備し、エサに地元の魚を使うなど工夫を重ねて、
出荷にこぎ着けたということで、ことしは数十万匹を出荷して県内外の
レストランなどに提供したいということです。

南種子町企画課の小脇健作観光経済係長は
「地域資源が少ない町なので、市場に出て地域経済の活性化につながってほしい」
と話していました。

小西さんは「食材としてはほかのエビにも負けないと思うので、
地域の産業のひとつとして養殖を続けていきたい」と話していました。

10/28 17:58