3日深夜から4日未明にかけ、新潟県内の高速道路でクマが乗用車にひかれる事故が相次いだ。

 3日午後10時半ごろ、糸魚川市鬼舞の北陸道下り線でクマ1頭が乗用車にひかれた。さらに後続の乗用車がクマをはねた。運転者や同乗者らにけがはなかったが、最初にぶつかった車は破損し自走不能になった。

 県警高速隊によるとクマは体長約1・3メートルで、付近で死んでいるのが発見された。現場は民家から約300メートル。

 4日午前2時半すぎには、魚沼市七日市の関越道上り線で、乗用車が対向車線から中央分離帯を越えてきたクマ1頭をはねた。運転者にけがはなく、車の右前部が破損した。同隊によるとクマは体長約1・2メートルで、付近の中央分離帯で死んでいた。現場は民家から約300メートル。

2019/11/04 19:26 新潟日報
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