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【英総選挙2019】 ブレグジット党、与党・保守党と議席争わない方針
2019年11月12日

英ブレグジット党は11日、12月12日に行われる下院(定数650)総選挙で、与党・保守党が議席を持っている317選挙区に立候補者を立てない方針を明らかにした。これにより、両党は事実上の共闘態勢となる。

ブレグジット党はイギリスの欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を掲げて今年1月に発足したばかりで、下院に議席を持っていない。一方、5月に行われた欧州議会選挙では得票率30%と大きく躍進した。
同党のナイジェル・ファラージ党首は、最大野党・労働党はEU離脱派の有権者を「裏切った」と批判し、労働党の議席を狙うと述べている。

ファラージ氏は当初、「離脱同盟」をボリス・ジョンソン首相に持ちかけたが、これを断られたため、600選挙区で候補を擁立する方針だった。しかし、それは離脱派の票を割ることになると、圧力を受けていた。

ジョンソン首相は、他党との取引に応じれば、労働党の勝利につながる危険があるとして、「離脱同盟」の形成を拒否していた。
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