時間は少々遡るが、10月末に久しぶりにイビチャ・オシムに連絡をとった。
日本列島に訪れた様々な事柄に関して、オシムもきっと多くの思いを抱えているだろうと思ったからだった。

アシマ夫人によると、このところリハビリは順調にいっているとのこと。次々と台風に襲われた日本とは異なり、
この秋のグラーツは晴天続き。絶好の散歩日和をしばし満喫しているという。
グラーツの自宅で、オシムが語った。今も心を寄せる日本のこと。
ボスニアサッカーのこと。自身のこと。そしてサッカーの未来を。

「即位の礼」の儀式を見て、オシムの感想。

オシム元日本代表監督

それから新たな天皇の即位の礼の儀式もテレビで見た。天皇と皇后が微笑んでいる姿はとても良かった。
皇室の皆さんはつつがなく過ごされているのか。健康には問題がないのか?」

――ええ、退位された前の天皇も健康ですし、特に問題ないと思います。

オシム元日本代表監督

 「高円宮妃は今もサッカーに関わられているのか?」

――ええ、今でも日本協会の名誉総裁ですよ。彼女もまたつつがないです。

オシム元日本代表監督

「皇室の方々が健康であれば、日本人も心安らかに暮らしていける。
日本が皇室のもとに結束しているのは疑いのない事実であるからだ。
それが日本の伝統であり、皇室があることで日本の社会は安定している、と私は思っている」

http://www.hdrank.com/images/upload/keyword/106/1625/1266.jpg
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191114-00841440-number-socc&;p=2

■イビチャ・オシム 1941年5月6日(78歳)

旧ユーゴスラビア代表の最後の監督であり、
日本でもジェフユナイテッド市原・千葉、日本代表で監督を歴任するなど、
世界各国で豊富な指導歴を持つサッカー指導者である。
クラブチーム監督としてレアル・マドリード、バイエルン・ミュンヘン、
代表監督としてクロアチア、セルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナ等への就任要請があったが、
その全てを断わり、グラーツへ赴いた
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%93%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%82%B7%E3%83%A0