大阪市住吉区の小学6年の女児(12)が栃木県小山市で保護された誘拐事件で、未成年者誘拐の疑いで逮捕された自称派遣社員の伊藤仁士容疑者(35)=同市=が女児とSNSでやりとりした際に偽名を使い、「せつじろう」と名乗っていた疑いがあることが、捜査関係者への取材でわかった。

 大阪府警は25日、伊藤容疑者を同容疑と監禁容疑で送検した。

 捜査関係者によると、11月10日ごろ、伊藤容疑者の方からツイッターの非公開でやりとりできるダイレクトメッセージ機能を使って女児に接触し、「こんにちは」と送信した。その後、伊藤容疑者は女児に「半年くらい前からうちに女の子がいる。話し相手になってほしい。うちに来ない?」などとメッセージを送った。行き先についてのやりとりで、女児は伊藤容疑者から「東京の方」と告げられた記憶があるという。
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