※統一21

「非核化合意を守るか見守る」

米国のトランプ大統領は3日(現地時間)「われわれが(北朝鮮に対して)武力を使わねばならないのであれば、使うこともできる」と述べた。複数の外信が報じた。ロイターや共同通信などによると、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席するため英国を訪問中のトランプ大統領はこの日行われた会見で「今、われわれ(米国)は歴史上、最も強力な軍事力を保有しているが、これを使わないことを希望している」とした上で上記のように述べたという。これは「年末期限」を提示し、その後ミサイルや放射砲(多連装ロケット砲)の発射によって挑発を続ける北朝鮮への警告とみられる。北朝鮮はこの日「近づくクリスマスのプレゼントに何を選ぶかは、全面的に米国の決意に懸かっている」として新たな挑発の可能性をにじませた。

会見でトランプ大統領は武力使用の可能性に言及する一方「われわれは金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長と非常に良い関係を持っている」「私は彼が(非核化)合意を守ると期待して見守る」などとして今なお交渉を通じた北核問題の解決に期待を寄せていることを強調した。トランプ大統領は金正恩氏について「彼はロケットを打ち上げるのが好きだろう。そのため私は彼を『ロケットマン』と呼ぶ」と述べた。米朝関係が悪化していた2017年9月、国連総会で金正恩氏を「ロケットマン」と呼び「北朝鮮を完全に破壊することもできる」と警告して以来、今回再び「ロケットマン」という言葉を使った。トランプ大統領はこの国連総会以降、北朝鮮との対話の雰囲気を維持するため、金正恩氏を「ロケットマン」とは呼ばなかった。また当時は北朝鮮について「火炎と怒り」「私の机の上にはより大きく強力な(核兵器の)ボタンがある」などとして武力使用の可能性にも言及したが、18年2月の平昌冬季オリンピック後にはこの種の発言をほとんどしなくなった。

トランプ大統領はこの日の会見で「韓半島に米軍を引き続き駐屯させるのは米国の安全保障上の利益に合致するのか」との質問を受けた。これに対してトランプ大統領は「その問題は議論になる可能性がある」とした上で「私はどちらにも進むことができる」と述べた。さらに「韓国がより多くの金を支払うことが公正だと考える」とも明言した。在韓米軍撤収の可能性も示唆しながら、防衛費分担金交渉に向けた圧力を加えたものとみられる。

2019/12/04 10:30 朝鮮日報
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/12/04/2019120480055.html

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