https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191205/k10012203361000.html


五輪 テロ対策に万全の態勢を 全国の警察に指示 警察庁長官
2019年12月5日 17時50分

東京オリンピック・パラリンピックが来年夏に迫り、5日、全国の警察の警備部門の責任者などを集めた会議が開かれ、警察庁の栗生長官はテロ対策などに万全の態勢で臨むよう指示しました。


東京 千代田区で開かれた会議には、全国の警察の警備部門や交通部門の責任者などおよそ160人が出席しました。

この中で警察庁の栗生俊一長官は「国際テロの脅威が続いていることや、過去の大会でサイバー攻撃が発生していることに加えて、ドローンなど新たな脅威への対応も必要だ。全国警察が総力を挙げて対策を進めてほしい」と訓示しました。

東京オリンピック・パラリンピックに向けて、年明けから関連する行事が本格化し、来年3月には聖火リレーが福島からスタートします。

最近の海外でのテロでは、人が多く集まる駅や空港など、いわゆる「ソフトターゲット」と呼ばれる場所が狙われる傾向が強まっていて、警察当局は民間の企業などとも連携して対策を進めることにしています。

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