大量の個人情報を含む神奈川県庁の行政文書が保存されたハードディスク(HDD)が流出した問題で、最高裁は12日、流出元のブロードリンク(東京都中央区)との取引に関する調査結果を朝日新聞の取材に明らかにした。

 最高裁を含む全国の裁判所41庁では2014年4月以降、計59件の契約があったが「情報流出の可能性は極めて低い」としている。

 最高裁は、ブロードリンクのウェブサイトで「主要取引先」の一つに挙げられており、最高裁や各地の裁判所は、同社とコンピューター機器の売買などの名目で契約を結んでいた。

 最高裁によると、59件のうち…残り:200文字/全文:449文字

2019年12月12日18時11分
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