【独自】アパマン爆発、隣のマンション住民30人が提訴へ
2019/12/16 09:03
https://www.yomiuri.co.jp/national/20191216-OYT1T50086/


 札幌市の不動産仲介店「アパマンショップ平岸駅前店」で昨年12月に起きた爆発事故で、自宅が壊れて精神的苦痛を受けたとして、隣接するマンションの住民約30人が16日にも、同店の運営会社を相手取り、1人当たり約50万〜150万円の慰謝料などを求めて札幌地裁に提訴する。

 住民の代理人弁護士によると、運営会社は「アパマンショップリーシング北海道」(札幌市)。原告は、マンションの11世帯に上る見込み。運営会社により、損害の一部については補償が行われているという。
 爆発事故では、同店に隣接する居酒屋の客ら40人以上が重軽傷を負い、爆風で周辺の建物や車両などに被害が出た。
 北海道警は今月2日、元店長が消臭スプレー50本以上を店内で噴射して爆発事故を起こしたとして、重過失傷害などの疑いで札幌地検に書類送検している。