★夜の政治

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国民 立民との合流めぐり意見さまざま 一致した行動とれるか

立憲民主党と国民民主党は17日、合流に向けて話し合いに入ることで合意しました。ただ国民民主党内には、政策をすり合わせる協議を求める意見が根強くある一方、野党勢力の結集を優先させるべきだという声も強まっていて、執行部は、党として一致した行動をとれるか対応を迫られることになります。

立憲民主党の枝野代表と国民民主党の玉木代表は17日、党首会談を行い、野党勢力を結集し、政権交代可能な政党を作るため、合流に向けて話し合いに入ることで合意し、双方の幹事長が臨むことにしています。

両党は、どこまでの内容を幹事長が話し合うか詰めるほか、枝野氏と玉木氏が18日、それぞれ連合の神津会長と会談し、今後の方針について意見を交わすことにしています。

一方、国民民主党の参議院議員や党を支援する労働組合の中には、原子力政策などをめぐって立憲民主党と違いがあるとして、政策のすり合わせや党名・人事についての協議を求める意見が根強くあります。

これに対し、合流に前向きな衆議院議員からは、野党勢力の結集を優先させるべきだという声が強まっていて、玉木氏ら執行部は、党内や支援団体のさまざまな意見に配慮しながら、党として一致した行動をとれるか対応を迫られることになります。

2019年12月18日 4時38分 NHK