土浦市は、東京都内で同市への移住を促すPRイベントを開く。都民や首都圏住民に対し、市のイメージと認知度を高め、移住のきっかけをつくるのが狙い。20〜40代や土浦に地縁がある人などに照準を合わせる。

市は「意外と近い つちうら」と銘打った移住フェアを、25日に東京・丸の内の東京シティアイで、2月11日に京橋の越前屋ビル移住・交流情報ガーデンでそれぞれ開く。

対象は、市が推進する自転車のまちづくりに合わせて、サイクリングの趣味を中心にした生活を考えている人や、住宅の購入や移住を視野に入れている20〜40代、土浦に地縁がある人。

フェアでは、「ナショナルサイクルルート」に選ばれた「つくば霞ケ浦りんりんロード」をPR。自転車を生かしたまちの良さを訴える。生活環境の魅力や充実した教育・福祉も前面に出す。

25日は、移住先としての土浦の魅力をアピールするため、土浦で撮影経験がある映画プロデューサーの小宮慎二氏を招き、安藤真理子市長が公開で対談する。移住のためのパンフレットや地場産品を配り、抽選会も開く。2月11日には移住相談コーナーを設ける。両日とも市が認定した土浦ブランドも販売し、レンコン使用の菓子や飯村牛の商品などを提供する。

市は「土浦ゆかりの人には、仕事を変えずに家を持ち、通勤できる利点も訴える」と説明した。市の広報誌や高校OB会報への情報提供も進める

12/18(水) 11:49配信 茨城新聞クロスアイ
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