聖火ランナー最高齢は誤り 埼玉の「91歳」、実は66歳

社会・くらし
2019/12/19 12:21
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埼玉県は17日に発表した2020年東京五輪の聖火ランナーのうち、県内最高齢の91歳としていた女性が実際は66歳だったと明らかにした。女性は昭和28年生まれだが、応募の際に代理で電子申請した夫が「1928年」と誤入力したのが原因。「ご迷惑をお掛けして申し訳ない」と辞退の意向を示しているという。

県によると、選定の際、自己PRの内容のほか年齢も考慮。内定後、本人にメールで連絡したが、生年月日の確認はせず申請通りに発表した。女性を91歳と表記している18日の新聞を見て不審に思った夫が県に連絡し、入力ミスが判明した。

女性が辞退した場合、県は補欠候補の中から新たにランナーを選ぶ。

〔共同〕

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO53539900Z11C19A2CE0000/