12/14(土) 19:00配信

2019年10月にイラクの首都バグダッドで始まった反政府デモは、日を追うごとに激しさを増し、連日大勢の死傷者が出る。イラク在住の筆者が、デモの現場を訪問。非暴力とアートで政府の腐敗と闘う若者たちに取材した。

汚職への不満が爆発

ペンは剣よりも強しとはいったものだが、ペンキの刷毛はペンよりも鋭くしなやかなのかもしれない。

2019年10月から、イラク各地で繰り広げられている反政府デモ。若者の高い失業率の改善を求める運動から、政治の腐敗に対する抗議へと変わっていった。
イラクは2003年のイラク戦争以降、治安の悪化、政治の腐敗、激しい宗派対立に苦しんできた。分断された社会で宗教指導者や政党がかつてなく力を持つようになり、腐敗の構造にも深く関わるようになった。

人々の不満はついに(ときには信頼してきた)宗教指導者や政権にも向けられて爆発し、運動は瞬く間に拡大したのだ。

特筆すべきは運動が単に広がっただけではなく、抗議する人々がアートやユーモアを使って非暴力の姿勢を取り続けていることだ。治安部隊の攻撃により、すでに少なくとも450人以上の死者、2万人近くの負傷者が出ている。拉致も起きている。それにもかかわらず、基本的には人々は非暴力の抵抗をやめていない。

そのイラク人の努力は並大抵のものではない。

催涙ガスがあたりに漂う一方で、アラブ音楽に人々が踊り狂う混沌としたバグダッドのデモ現場を11月中旬に訪ねた。

アーティスト、午前5時の抵抗


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https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191214-00000004-courrier-int


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  ♪Breakfast in Baghdad♪

https://youtu.be/B-ebLK-l0jc