0001首都圏の虎 ★
2019/12/25(水) 14:58:01.24ID:VwDEjly/9広報担当の下山茂さん(70)によると、東京ジャーミイは1938年に開設された「東京回教礼拝堂」を再建し、2000年に完成。イスラム教の祭日には2千人近くが訪れる。今年5月には、戒律に沿ったハラル食材を売る商店が施設内に開店した。
イスラム圏ではモスクを中心に学校や市場、書店が広がるのが一般的。東京ジャーミイでも、施設の建て替えで空きスペースができたのを契機に書店開設の話が持ち上がったといい、担当の西田今日子さん(48)は「ムスリムにとって本を読むのは大事なことで、自然な流れだった」と語る。
8月から仕入れを始め、12月までにそろえたのは800種類以上。イスラム文化のほか、歴史、ハラル料理のレシピや天文学など、多種多様な本が並び、1500種類程度まで増やす予定という。
日本のムスリムにとって、子どもに日本語で読ませる教材が少ないのが悩みの一つ。利用者からは「子ども向けの解説本を」との要望が多く、洋書を翻訳し、オリジナルの絵本を作成中だ。
西田さんは「知識や経験、出会いなど、訪れた人が何かしらの糧を得られる場所に育てたい」と抱負を語った。
2019/12/25 13:55 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO53778940V21C19A2CE0000/