大規模停電など大きな被害をもたらした9月の台風15号を巡り、千葉県は25日、初動対応を検証した中間報告を発表した。森田健作知事が約30キロ離れた自宅に立ち寄ったことや、2度にわたり私用で都内に行ったことは「適切とはいえず、知事は最適な災害対応が取れる態勢を取るべきだった」と指摘した。

 台風15号は9日に千葉県を直撃。県の災害対策本部設置は多くの市町村より1日遅い10日となった。森田知事は同日午後に同県芝山町の自宅に立ち寄ったほか、翌11日には都内へ私用で外出、13日には都内で散髪していた。

 県は有識者の会議を設置しており、年度内に検証結果をまとめる。

12/25(水) 17:51配信
KYODO
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