※プレ金

韓国の大統領府が収賄疑惑の内部監察を不正に打ち切ったとされる問題に関連し、韓国の裁判所は、職権乱用の疑いで検察が行ったチョ・グク前法相の逮捕状の請求を棄却しました。裁判所は理由について、容疑は認めつつも犯罪の重大性や証拠隠滅のおそれがないとしています。

韓国の大統領府をめぐっては、プサン市の前の副市長が以前、政府の金融委員会の幹部を務めていた際に収賄の疑惑が浮上したにもかかわらず、内部監察を不正に打ち切ったとする問題が取り沙汰され、検察は、当時、大統領府で監察を担当する民情首席室のトップだったチョ・グク前法相に職権乱用の疑いがあるとして逮捕状を請求しました。

請求を受けた裁判所は、これを認めるかどうか審査した結果、27日未明、逮捕状の請求を棄却したと発表しました。

理由について裁判所は、容疑は認めつつも犯罪の重大性や証拠隠滅のおそれがないとしています。

検察による今回の逮捕状請求についてチョ前法相は、「逮捕状の内容には同意できない」と述べて検察を批判したほか、大統領府は内部監察の対応に問題はなかったという立場を示しています。

韓国のメディアは、検察はチョ前法相の捜査を続ける方針だと伝えていますが、ムン・ジェイン(文在寅)政権側は、検察によるチョ前法相や家族への一連の捜査は、政権が進める検察改革に対する抵抗だととらえており、今後、政権と検察の対立が激しさを増すことも予想されます。

2019年12月27日 4時55分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191227/k10012229781000.html
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韓スレ
【たまねぎ男】韓国検察 チョ・グク前法相の逮捕状請求
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