【モスクワ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は11日、イラン軍がウクライナ旅客機の撃墜を認めたことを受けて声明を発表し、イランに対して完全に罪を認めて公式に謝罪し、賠償金を支払うよう要求した。タス通信が伝えた。

 ゼレンスキー氏は声明で「国際的調査が終了する前に、イランがウクライナ機を撃墜したことを認め、真実が明らかになった」と表明。イランに対し墜落の調査に完全に協力すると公式に表明するよう要求。撃墜の責任者を処罰し犠牲者の遺体を引き渡すよう求めた。

 また、事故現場入りしているウクライナの調査員が正確な情報に接し、事故調査が迅速に進むよう期待を表明した。

2020年1月11日 18時04分
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020011101001682.html