消費関連企業の2019年9〜11月期の決算発表が終わった。消費増税前の駆け込み需要により全体の営業利益は0.5%増えた。一方でアパレル企業は1割減。「一人負け」ともいえる決算からは、構造的な課題が浮かび上がる。

「増税とのダブルパンチで相当に厳しかった」。オンワードホールディングスの保元道宣社長は落胆する。19年9〜11月期の連結営業利益は前年同期比15%減の32億円。増税後の反動減に加えて気温…


2020/1/17 2:00
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54465230W0A110C2000000/