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京都市動物園(左京区)で飼育する国内最高齢のライオン「ナイル」(雄)が死んだことが31日、分かった。
25歳10カ月だった。国内飼育期間は22年6カ月で、最長記録を更新していた。

市動物園によると、同日午前8時5分ごろ、出勤してきた職員が動かなくなっているナイルを発見し、死んでいるのを確認した。
 
今月10日ごろから、エサの摂取が不安定になり、27日ごろから食欲がなくった。29日夕方からは立ち上がれなくなり、
30日は展示を中止していた。
 
ナイルは和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドで生まれ、1997年7月に市動物園に来園、人気を集めていた。
坂本英房副園長は「やせて動けなくなってはいたが、ほえる姿に勇気づけられた。市民に愛されていたナイルが死んだのは残念だが、
よく頑張ってくれた」と話している。


国内飼育期間最長を記録していたライオンの「ナイル」(2019年11月、京都市左京区・市動物園)
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