神戸の食肉卸会社で、牛肉や豚肉を「ブランド肉」などと偽装して販売したとして、兵庫県が卸会社の社長を刑事告発しました。

兵庫県によりますと神戸市の食肉卸会社「神戸サカヱ屋」は2016年から3年にわたり、国産豚を高い値段で取引されるブランド豚「ひょうご雪姫ポーク」と偽っていました。また、牛肉についても和牛と乳牛を掛け合わせた「交雑種」を「和牛」と偽るなど、あわせて約6トンを偽装し販売したとして、県は不正競争防止法違反の疑いで、3日付けで神戸サカヱ屋の社長を刑事告発しました。県はこれまでにもサカヱ屋に対し、改善を求める指導を行っていて、従業員への聞き取り調査などから社長が偽装を指示していたと認定しました。社長は「雪姫ポークと同じレベルの肉を販売していたので問題はない」と話しているということです。

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