運賃値上げ増収も262億円赤字

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/sapporo/20200210/7000017806.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

JR北海道の去年4月から12月までの決算は、運賃の値上げなどで増収となったものの、
営業損益は262億円の赤字にとどまり、依然として厳しい経営が続いています。

JR北海道の去年4月から12月までのグループ全体の決算によりますと、本業の鉄道事業の収益は、
胆振東部地震による落ち込みから回復したことに加えて、去年10月の運賃の値上げなどにより、
557億円と前の年より30億円の増収でした。

一方で、収益の柱として力を入れている、ホテル業や不動産賃貸業では8億円の増収だったものの、
利益への貢献はわずかにとどまりました。
その結果、営業損益は前の年より30億円改善したものの、262億円の赤字と厳しい経営が続いています。

JR北海道の綿貫泰之常務は「赤字の規模は依然として、厳しい結果だと捉えている。
鉄道事業を維持していくためにも、それを支えるホテルや不動産賃貸業を
いかに伸ばしていくかがポイントだ」と述べました。

また、新型コロナウイルスの感染拡大については、「今後の収益にはかなり影響が出ると見ている」
と述べて、強い懸念を示しました。

02/10 12:31