海自が雪山で救出訓練

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20200213/6080007484.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

むつ市では、雪山に自衛隊のヘリコプターが不時着したという想定で、乗組員を救出する訓練が行われました。

海上自衛隊大湊地方総監部は、毎年、雪が深くなるこの時期に、雪山での救出訓練を行っています。
13日の訓練は隊員35人が参加し、大湊基地から離陸したヘリコプターがエンジンに不具合が起きて、
むつ市大畑地区の雪山に不時着し、乗組員2人の行方が分からなくなったという想定で行われました。
かんじきを履いた隊員たちは、横一列になって大きな声で叫びながら、固く積もった雪の上を進み、捜索にあたりました。
そして、雪の上に横たわる乗組員を見つけると、「頑張れ」などと声をかけながら、
心臓マッサージをして、搬送するまでの手順を確かめていました。

また13日は、雪山の中で一晩すごす訓練も行われ、隊員たちはテントを設営したあと、
発電機などを持ち込み、準備を整えていました。
大湊地方総監部では、例年は雪の上での訓練を毎週のように行っていますが、
ことしは暖冬の影響で、訓練回数は例年の半分ほどにとどまっているということです。

海上自衛隊大湊航空基地隊の種市正貴隊長は、「限られた環境の中でも、
いざという時に国民の期待に応えられるよう、準備していきたい」と話していました。

02/13 19:14