厚生労働省は14日夜、神奈川・横浜港に停泊しているクルーズ船から感染した患者を救急搬送した、神奈川県の自治体職員の男性が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。


このほかにも北海道、東京、愛知、和歌山、沖縄で、新たに新型肺炎の感染が確認された。


これにより、14日だけで全国6つの自治体で、7例の感染が確認されたことになる。


全国で感染が広がる中、「自分も新型肺炎にかかってしまったかもしれない」という不安がある場合はどうしたらいいか。


すぐに病院に行きたいと思うかもしれないが、いきなり医療機関を受診せず、まずは電話をする。


これは医療機関が受け入れ態勢を整えて、感染症の拡大を防ぐため。


各都道府県のコールセンターや保健所など、全国536の相談窓口を設けている。


くわしい電話番号は、首相官邸のウェブサイトへ。


また、厚生労働省にも相談窓口が設けられており、医師が対応にあたるという。


予防策について、基本的にはインフルエンザなどの感染症と同じものと考えられる。


患者が触ったドアノブなどを、アルコールなどを使って消毒。


また、小まめな換気や小まめな手洗い、タオルはペーパータオルが衛生面で望ましいという。


そして、患者との距離は2メートル以上とる必要がある。

2020年2月15日 土曜 午前0:43
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