手がかりない感染経路対策検討へ

http://www3.nhk.or.jp/lnews/shutoken/20200216/1000044135.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

新型コロナウイルスの感染が広がるなか、感染者とみられる人との接触が確認されないなど、
感染経路の特定に向けた手がかりが見つからないケースが今月13日以降、
各地で出ていることがわかりました。
厚生労働省は感染をめぐる状況が変化しているとして、専門家などの意見を踏まえ、
感染拡大を防ぐ対策を進める方針です。

厚生労働省などによりますと、チャーター機で中国から帰国した人やクルーズ船の乗客乗員以外では、
国内では、14日に6つの都道県であわせて7人、15日に3つの都と
県であわせて12人の感染が新たに確認されました。

厚生労働省は都道府県などと連携し感染経路について調査を進めていますが、
特定に向けた手がかりが見つからないケースが今月13日以降各地で出ていることがわかりました。
具体的には、15日夕方の時点で、院内感染につながったとみられる和歌山県のケースや、
千葉県の20代の男性、北海道の50代の男性、愛知県の60代の男性のあわせて4つのケースです。

厚生労働省によりますと、チャーター機で中国から帰国した人やクルーズ船の乗客乗員以外では、
これまではほとんどの場合、中国への渡航歴や感染者とみられる人との接触が確認されていますが、
少なくとも4つのケースについては聞き取りなどを行っても確認できていないということです。

厚生労働省は感染をめぐる状況が変化しているとして、専門家などの意見を踏まえ
感染拡大を防ぐ対策を進める方針です。

02/16 06:41