シンガポールは予算から8億シンガポール・ドル(約630億円)を新型コロナウイルス対策に割り当て、景気への影響を和らげるため56億シンガポール・ドルを投じ企業と消費者を支える。

  ヘン・スイキャット財務相が18日、議会で予算演説を行い、こうした対策の概要を示した。物品サービス税(GST)の増税は2021年には行わず、同年は7%の現行税率を続けると表明。政府は「ウイルス感染拡大を抑制するためあらゆる努力をしている」と同相は語った。

  韓国では文在寅大統領が新型コロナウイルスの感染拡大は韓国経済にとって緊急事態だと指摘し、その影響を最小限に抑えるため「特別」措置を打ち出すよう同日の閣議で求めた。

ソース
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-02-18/Q5VZ3ET0G1L101?srnd=cojp-v2