2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は3日、五輪聖火リレーの実施に合わせ、ルートの上空を小型無人機ドローンの飛行禁止区域に指定するよう萩生田光一文部科学相に要請した。昨年6月施行の改正ドローン規制法に基づく措置。文科相が告示すれば、飛行が原則禁止となる。

 組織委が要請した区域は3月26日〜4月25日の聖火リレールートと、聖火到着式など3月20〜25日の関連行事で使用する施設の上空。

 コースや施設内、外側約300mの上空が禁止区域となる。違反すれば警察官らがドローンを破壊でき、1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科される場合がある。

https://mainichi.jp/articles/20200303/k00/00m/050/205000c
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