新型コロナウイルスに松山市の30代の女性が新たに感染していたことが確認され、県と市は4日午後、合同の対策本部会議を開き、感染拡大の防止に向けて県と市が連携しスピード感を持って的確に対応していくことを確認しました。
県と市の合同対策本部会議は、午後3時半から開かれました。
はじめに中村知事が「感染確認は県内で2例目だが、発症が確認されたのは初めてで、この瞬間から松山市もステージを上げた対応が必要だ。県民の安心・安全を守る使命を意識してほしい」と述べました。
続いて、松山市の野志市長が「感染の拡大や経済への影響を最小限に抑えたい。県と市が合同で最大限の力発揮できるよう全力を挙げたい」と述べました。
会議では、市内の30代の女性が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたいきさつや、現状を共有したあと、中村知事が女性への聞き取り調査で濃厚接触者を把握することや女性の自宅を消毒することなどを指示しました。
そのうえで、職員の2次感染にも注意しながら県と市が連携して感染拡大の防止に向けてスピード感を持って的確に対応していくことを確認しました。

03月04日 19時00分
https://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20200304/8000005823.html