魚津市の坪野(つぼの)鉱泉に「肝試しに行く」と言ったまま氷見市の女性2人が失踪した事件で、2人が乗ったと見られる車が海に転落するのを見たという男性が「2人に声をかけようとして近づくと車が後ろに急発進し海に落ちた」と話していることが捜査関係者への取材で分かりました。

この事件は、1996年5月、当時19歳だった氷見市の田組育鏡(たくみ・なるみ)さんと屋敷恵美(やしき・めぐみ)さんが魚津市の坪野(つぼの)鉱泉に「肝試しに行く」と家族に伝えたのを最後に行方が分からなくなっていたものです。
県警は、「車が海に転落するのを見た」という3人の男性の目撃者を特定。
その目撃情報をもとに4日射水市八幡町(はちまんまち)の伏木富山港の海中から当時、2人が乗っていたとみられる車を引き上げました。
捜査関係者によりますと、目撃した3人は「車に乗っていた女性に声をかけようとして近づくと、車が後ろに急発進し海に転落した」と話していて、「責任を問われるのが怖くて通報できなかった」などと話しているということです。
車の中からは複数の人の骨のようなものが見つかっていて警察が身元の特定を進めるとともに転落した原因を調べています。

3/6(金) 23:02配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200306-00010005-tuliptv-l16

県警は、公開捜査に切り替えて行方を探し続けていましたが事態が動いたのは2014年でした。県警本部に「旧海王丸パーク付近で車が海におちるのを見た人が複数いるという」という情報が寄せられたのです。
ふたりはポケットベルで友人へ「魚津にいる」と連絡したあと、そのまま消息を絶ち、さまざまな憶測が流れました
軽乗用車は4日正午ごろ、県警が富山新港北3号岸壁から南に約4メートル、水深約8メートルの海中から引き揚げた。車は腐食し、ほぼ原型をとどめていないものの、車体の一部が屋敷さんの乗っていた車種と一致し、車内から屋敷さんの氏名が記されたガソリンスタンドの会員カードが見つかった。

3/5(木) 20:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200305-00000438-knb-l16

家族との会話やポケットベルのメッセージから、田組さんと屋敷さんは、魚津市の山あいに位置し、心霊スポットとして知られる温泉旅館の廃虚跡、通称「坪野鉱泉」を訪れたのではないかとの見方が失踪当時からあった。
坪野鉱泉(魚津市坪野)は、1980年代半ばに倒産した旅館の跡地。倒産後は買い手が付かず建物は放置されたままで、通称で呼ばれ、2人の失踪当時は暴走族や若者らのたまり場となっていた。現在でも、心霊スポットとして動画共有サイトなどで取り上げられている。
2人の失踪を巡っては、さまざまな臆測が流れた。県警は、誘拐や殺人、海や谷への転落事故など「事件、事故の両面で捜査してきた」(捜査幹部)。
2人が乗っていたとみられる軽乗用車が見つかったのは、射水市八幡町(新湊)の富山新港北3号岸壁そばの海中だった。現在は「指定保税地域」として一般の立ち入りが禁止されているが、当時は「旧海王丸パーク」と呼ばれ、夜には若者たちが集まる場所だった。2人も何度か、この場所に来ていたという。

捜査の転機は、県警が2019年春にそれまでの情報を洗い直し、目撃者3人を特定したことだった。今年1月の事情聴取の内容を総合して転落の位置などを割り出し、今回の発見につなげた。
ある捜査幹部は「興味本位のうわさが先行していたが、当時からずっと引き継いで捜査を続けてきた。早く身元を特定し、家族の元に帰してあげたい」と話した。

3/5(木) 0:35配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200305-00000004-kitanihon-l16

★1 2020/03/07(土) 13:40:23.53
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