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広島市の感染男性、陰性に

広島県内で初めて新型コロナウイルスの感染者と確認されたと広島市が発表した安佐南区の30代の自営業男性について、市は9日、舟入市民病院(中区)に入院後の7日のウイルス検査では陰性の結果が出たと明らかにした。

 舟入市民病院で同日に検体を採取し、市衛生研究所(西区)でウイルスを高精度で検出するPCR検査をしたところ、陰性だった。市によると舟入市民病院は「症状が落ち着き、熱が下がったため、ウイルスが検出限界値を下回ったと考えられる」と分析しているという。

 市や関係者によると男性は2月上旬にせきの症状が出た後、2月15日から今月5日までに市内4カ所の医療機関を計8回にわたって受診した。3月5日に訪れた南区の医療機関が新型コロナウイルスの感染疑いがあるとして検体を採取した結果、6日夜に陽性が判明。7日に感染症の指定医療機関の舟入市民病院へ入院していた。

3/9(月) 16:25配信