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2020/03/13(金) 22:01:31.82ID:QhMZ1i/j9同社は自社製品のアルコール消毒液のほか、大手医薬品メーカーの消毒液も生産。自社製品を作る余裕がほとんどないほど、メーカーからの発注がかかっている。
300ミリリットル入りのメーカー商品は、昨年で年間80万本を製造。今年は新型コロナウイルスの拡大が広がった1月からの2カ月で40万本を超えたほか、すでに4月からの3カ月で100万本を受注している。
消毒液の製造は例年、インフルエンザ予防などのため、冬季がメーンと言い、春先からの増産は異例という。
通常勤務に加え、午後から夜遅くまでの勤務を作り、2交替制でフル稼働しているが、「まったく間に合っていない」(同工場)のが現状。別工場からの応援も受けている。
同社は、「とにかく忙しいが、品質は維持するよう細心の注意を払っている」と言い、「マスクのメーカーなども必死で対応されており、『商機に対応している』とも言えるけれど、早くコロナが収束してほしいと願う面の方が強い」と複雑な気持ちを吐露する。
一方、同社で作った製品がインターネットなどで転売されており、通常1200円程度の商品が5000円や、中には2万円の値が付けられているものもみかけたと言い、「本当に必要とされている人に届いていないのが残念」と話している。
同社の梶川裕次郎社長は、「災害や感染症の拡大は喜ばしいことではない。また、今、増産で大幅に雇用を増やしたとしても、その後も雇い続けられるかは分からず、会社としてはとても難しいところ」と言い、「それでも、弊社としては、メーカーとしてできることで社会に貢献していきたい」とした。
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